ゲオが女性向けリユース事業を展開

買取や中古品を巡る業界やサービスは日々変わっていて、従来のような総合リサイクルや日用品・貴金属を買い取るサービスだけでなく、ニーズに合わせて展開している傾向です。

最近では、ゲーム販売・買取事業としても有名なゲオホールディングスが、新たに女性向け買取サービスを開始しました。

これまでは特定の層に向けて、買取やリユース事業を展開するケースは少なく、物のジャンルに焦点を当てるケースがほとんどです。そのためゲオホールディングスの新たな試みは、多様で複雑なニーズを捉えられるのか注目でしょう。

そこで今回はゲオホールディングスの新規事業の概要をはじめ、これまでのリユース事業との比較や将来性について考察していきます。

ゲオホールディングスが女性向けリユースサービスを発表

まずはゲオホールディングスが発表した、新しいリユース事業と業績についてご紹介していきます。ゲオホールディングスと聞くと、ゲームの販売や買取を行うゲオをイメージしますが日用品を含むリユースサービス、セカンドストリートも運営しています。

セカンドストリートにて女性向けリユース事業を開始

ゲオホールディングスでは、8月17日に運営サービスの1つセカンドストリートを新宿へ新たに出店しました。

セカンドストリートとは、日用品やアパレル、楽器や家電のリユースを行っているサービスで、購入はもちろんですが不要品を売却できます。また、セカンドストリートは実店舗だけでなく、オンラインショップもあるので手軽に買取・購入できるのも魅力です。

そして8月17日に出店されたセカンドストリートは、これまでの店舗とはコンセプトが全く異なり、女性向けリユースサービスを掲げています。

セカンドストリート新宿2号店はラグジュアリーブランドも取り扱う

セカンドストリート新宿2号店では、女性向けリユースサービスをコンセプトとし、レディースもののブランド品を中心に取り扱っているのが大きな特徴です。

また、ラグジュアリーブランド(ハイブランド)などは6万円台など、ブランド品に手が届かない・興味はあるけど予算に見合わなかった方にとって、特に利用メリットのある内容でしょう。

ブランド品自体は、全国のセカンドストリートにもありますが、女性向け・ラグジュアリーブランドといった部分に特化しています。

ブランド品の供給網は、主に全国600店のセカンドストリートから仕入れたり、お客さんから買い取ったりし、店頭にて販売する仕組みです。

ゲオホールディングスが女性向け店舗も展開した理由とは

続いては、なぜゲオホールディングスが、女性向けリユース事業も展開しているのか考察します。

リユース事業は消費者ニーズに細かく対応しきれていない発展市場

買取やリユース事業は、全国に多数の事業者が多店舗展開していて、車で国道を走っていると1店舗程は見かけるところです。

リユース事業は、ゲオホールディングスに限らず他社も展開している事業で、顧客からの標品買取を仕入れて販売するため、仕入れコストを抑えやすくサービス提供しやすい側面もあります。

しかし、1度リユース店に入店したり利用したりしたことがある方なら分かりますが、特定ジャンルに特化したサービスは少ない状況です。つまり、日用品など誰でも手に入れられる・売却できる商品はありますが、細かなニーズに対応しきれていません。

このような背景もあり、ゲオホールディングスは何でも買取、リユースサービスに利用するのではなく、女性向けラグジュアリーブランドなどのニーズに応えようと新しいサービスを始めたと考えられます。

リユース事業の今後

リユース事業は、今後どのように変わっていくのか、セカンドストリートの例を参考にしながら、1つのヒントを提供します。

今後はゲオホールディングスを含め様々な層に合ったリユースが増える可能性

ゲオホールディングスが8月17日に営業開始したセカンドストリート新宿2号店は、同社初の女性向けリユースショップです。

特定ジャンル・顧客に特化したリユースショップを大手企業が展開し始め、今後はゲオホールディングスに限らず他社も同様のショップを展開するのではないかと考えられます。

また、単に特化型リユースショップということではなく、大手企業はゲオホールディングスのように5000点以上のブランド・商品を取り扱い、中小企業は点数が少ないものの更に狭く深いニーズを捉えたショップが増えることを期待できるでしょう。

ゲオホールディングスの女性向けリユースショップ出店は今後の流れを変えるか

ゲオホールディングスが8月17日にオープンした、セカンドストリート新宿2号店は今後の同社や業界の方向性を考える上で、重要な動きといえるでしょう。

また、これまでのような大きなカテゴリでまとめられたリユースショップではなく、明確に顧客を想定し、その顧客が求めるだろう商品のみを取りそろえた店舗が特徴です。更に最新トレンドも取り揃え、利用メリットを拡大させようと新たな戦略も含まれています。

リユース業界全体が、大きく変わるか要注目です。

参考URL:
https://www.recycle-tsushin.com/news/detail_3918.php
https://eczine.jp/article/detail/5803

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